
9月に入り、少しずつ朝晩の風が涼しくなってきましたね。
でも、院で患者さんやお話ししていると、
「なんだか最近、食欲が出なくて…」 「お父さん(お母さん)が、9月に入ってからご飯を残すことが増えて心配なんです」
というお声をよく耳にします。
実はこれ、この時期のご高齢の方にはとても多いお悩みなんです。
「もう涼しくなってきたのに、なんで?」と思われるかもしれません。
でも実は、夏の間に溜まった体へのダメージや、この時期特有の「朝と夜の寒暖差」が、知らず知らずのうちに胃腸を疲れさせていることがあるんです。
今回は、なぜ秋口に食欲が落ちやすいのか、そしてご自宅で無理なくできる「ちょっとした工夫」についてお話ししていきますね。
なぜ9月になると食欲が落ちてしまうの?
人間の体は、自律神経というスイッチで胃腸の動きをコントロールしています。
しかし、猛暑だった夏の疲れがドッと出たり、朝晩の温度差が激しくなったりすると、この自律神経がパニックを起こしてしまうことがあります。
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胃腸の動きがうとうと眠ったように鈍くなる
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食べ物を消化・吸収する力が落ちる
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結果として「お腹が空かない」「胃が重い」と感じる
さらに、「食欲がないから…」と食べないでいると体力が落ちてしまい、動くのが億劫になって余計にお腹が空かなくなる、という悪循環に入りやすくなってしまうのです。
ご家族やご自身で、こんな変化はありませんか?
ちょっと最近の様子を思い返してみてください。
・いつも好きだったおかずを残すようになった
・「なんだかお腹が空かないんだよね」が口癖になっている
・お茶や水を飲む量が減っている気がする
・お口の中がパサついて、固いものが食べにくそう
もし「あ、当てはまるかも」と思ったら、胃腸が「ちょっと休みたいよー」とサインを出しているのかもしれません。
今日からご自宅で試せる、食欲探しのヒント
無理にたくさん食べる必要はありません。
まずはできそうなことから、ひとつ試してみてください。
① 「食べる・食べない」にかかわらず、同じ時間に食卓へ
お腹が空いていなくても、時間になったら食卓に座ってみる。
これだけで、体が「あ、ご飯の時間かな?」と準備を始めるきっかけになります。
② お食事の最初に「温かいお汁もの」を一口
お口やのど、胃が乾いていると、食べ物は喉を通りにくいものです。
最初に溫かいお味噌汁やスープを一口飲むことで、胃腸がポカポカ温まり、動き出す準備が整います。
③ 朝、少しだけお日様の光を浴びる
朝起きたらカーテンを開けて、太陽の光を浴びてみてください。
ベランダで深呼吸をしたり、軽くからだを伸ばしたりするだけでも、自律神経がリセットされて自然な空腹感が戻ってきやすくなります。
④ 生姜やシソなど「良い香り」をちょっとプラス
生姜や大葉、ゆずポン酢などの爽やかな香りは、胃の働きをキュッと刺激してくれます。
見た目に少し彩りを添えるだけでも、不思議と「一口食べてみようかな」という気持ちになりやすいですよ。
⚠️ ちょっとだけ気をつけてほしいこと
「残さず食べなきゃ」と焦らなくても大丈夫です
ご家族の方も、心配のあまり「しっかり食べて!」と言いたくなってしまうかもしれませんが、プレッシャーになると余計に食べづらくなってしまいます。「少しずつ、食べられる分だけ」で大丈夫です。
ただし、「急激に痩せてきた」「水も飲めない」「ぐったりして立ち上がれない」という場合は、胃腸の疲れ以外の原因が隠れていることもあります。その際は我慢なさらず、まずは内科などの病院でお医者さんに相談してください。
鍼灸接骨院フルールでお手伝いできること
実は、背中や腰のコリ、姿勢の崩れから自律神経が乱れて、胃腸の調子に影響が出ているケースも少なくありません。
フルールでは、「なんだか体がスッキリしない」「夏の疲れが抜けない」という方のお話をじっくりお伺いし、お体に負担の少ないやさしい施術や、ご自宅でできる簡単なストレッチなどをお伝えしています。
「こんなこと相談してもいいのかな?」と思うようなことでも、どうぞお気軽にお話しにいらしてください。
📍鍼灸接骨院フルール
名古屋市千種区富士見台
完全予約制/夜21時まで受付